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[シャンディ]
アルバム:UNMASKED
(邦題:仮面の正体) (11枚目)
リリース:5/29/1980
↓ミュージックビデオ↓
70年代末から80年代初頭にかけてどんどんポップ色が強まっていったキッス。この曲もこてこてのバリー・バニロウなみのポップスで賛否両論。キッスは完全にバンドとしての方向性を見失ってしまったんだよね。ところが、皮肉にもこの曲が大ヒットしてしまい、その後はキッスは「ロック」と「ポップス」の狭間に立たされることになるんだよ!
ポール:「当時ブルース・スプリングスティーンの『サンディ』という曲をラジオで聴いて、そこからこの曲のイメ−ジが出来上がった。もちろん『サンディ』というタイトルにするわけにはいかなったから、(プロデューサーの)ヴィニー・ポンシャが『シャンディ』というアイデアを出してきた。当時シャンディ・シナモンという歌手がいてね、彼女の名前を拝借したんだよ!この曲は歌詞がロマンチックで大好きな曲の一つだね。ただ、この曲はキッスの曲でキッスのアルバムに入っているというのに、僕以外のキッスのメンバーは全く制作に関わっていないんだ。僕がボーカルとギター、トム・ハーパーがベース、アントン・フィッグがドラム、そしてホーリー・ナイトがキーボードだったんだよ。」
トム・ハーパー(ベース):「ある日(プロデューサーの)ヴィニーが、『明日キッスの曲を1曲レコーディングするんだけど、ジーンが病気になってしまったので、代わりにベースを弾いてくれないか?』と言ってきたんだ。『曲はこのカセットに入っているから、明日までに練習をしておいてくれ』ってね!それで急いで練習したよ。いや〜、レコーディングの時は緊張したね。でも、ポール、アントン、ホーリーとみんないい人たちばかりでレコーディングはうまくいった。レコーディング後に$500の小切手をもらったよ。その後、ジーンは僕の名前を覚える代わりに『シャンディのベースを弾いてた奴』って呼ぶようになったね(笑)。」
ポール:「この曲は全くキッスっぽくないよね。(プロデューサーの)ヴィニーは俺たちをポップス路線に導いていった。俺たちは決してそれを受け入れていたわけではなかったんだけど、『間違った方向に進んでいる!』と声を大にする者もいなかった。なぜなら、それ以前からメンバーはすでに自分たちを見失っていたからね。それぞれがバンド活動よりも自分たちの世界のことに夢中になっていたし、俺たちは『ビッグスターだ!』と自負していて、自分自身を完全に見失っていたんだよね。」
ヴィニー:「『シャンディ』は全くキッスっぽい曲ではなかったからね。きっとポール以外のメンバーは、『気にくわない』と思ってたんじゃないかな。でも、この曲がヒットしてしまったので、他のメンバーはこの曲に対して文句が言えなくなってしまったんだと思う。セールスが良ければ誰も文句を言えないのはしょうがないよね…。」
ちなみに、このアルバム「UNMASKED」のレコーディング以前からピーターは音楽性の違いからポールとジーンに対立。結局、このアルバムでは1曲もドラムは叩いていないんだよ!そして、このアルバムリリース後に正式にキッスから脱退しちゃったんだよ…(アルバムにはピーターの名前がクレジットされているけど、ピーターはこのアルバムとは一切関わりはないんだよ…)。
(写真):アルバム「UNMASKED」

アルバム:UNMASKED
(邦題:仮面の正体) (11枚目)
リリース:5/29/1980
↓ミュージックビデオ↓
70年代末から80年代初頭にかけてどんどんポップ色が強まっていったキッス。この曲もこてこてのバリー・バニロウなみのポップスで賛否両論。キッスは完全にバンドとしての方向性を見失ってしまったんだよね。ところが、皮肉にもこの曲が大ヒットしてしまい、その後はキッスは「ロック」と「ポップス」の狭間に立たされることになるんだよ!
ポール:「当時ブルース・スプリングスティーンの『サンディ』という曲をラジオで聴いて、そこからこの曲のイメ−ジが出来上がった。もちろん『サンディ』というタイトルにするわけにはいかなったから、(プロデューサーの)ヴィニー・ポンシャが『シャンディ』というアイデアを出してきた。当時シャンディ・シナモンという歌手がいてね、彼女の名前を拝借したんだよ!この曲は歌詞がロマンチックで大好きな曲の一つだね。ただ、この曲はキッスの曲でキッスのアルバムに入っているというのに、僕以外のキッスのメンバーは全く制作に関わっていないんだ。僕がボーカルとギター、トム・ハーパーがベース、アントン・フィッグがドラム、そしてホーリー・ナイトがキーボードだったんだよ。」
トム・ハーパー(ベース):「ある日(プロデューサーの)ヴィニーが、『明日キッスの曲を1曲レコーディングするんだけど、ジーンが病気になってしまったので、代わりにベースを弾いてくれないか?』と言ってきたんだ。『曲はこのカセットに入っているから、明日までに練習をしておいてくれ』ってね!それで急いで練習したよ。いや〜、レコーディングの時は緊張したね。でも、ポール、アントン、ホーリーとみんないい人たちばかりでレコーディングはうまくいった。レコーディング後に$500の小切手をもらったよ。その後、ジーンは僕の名前を覚える代わりに『シャンディのベースを弾いてた奴』って呼ぶようになったね(笑)。」
ポール:「この曲は全くキッスっぽくないよね。(プロデューサーの)ヴィニーは俺たちをポップス路線に導いていった。俺たちは決してそれを受け入れていたわけではなかったんだけど、『間違った方向に進んでいる!』と声を大にする者もいなかった。なぜなら、それ以前からメンバーはすでに自分たちを見失っていたからね。それぞれがバンド活動よりも自分たちの世界のことに夢中になっていたし、俺たちは『ビッグスターだ!』と自負していて、自分自身を完全に見失っていたんだよね。」
ヴィニー:「『シャンディ』は全くキッスっぽい曲ではなかったからね。きっとポール以外のメンバーは、『気にくわない』と思ってたんじゃないかな。でも、この曲がヒットしてしまったので、他のメンバーはこの曲に対して文句が言えなくなってしまったんだと思う。セールスが良ければ誰も文句を言えないのはしょうがないよね…。」
ちなみに、このアルバム「UNMASKED」のレコーディング以前からピーターは音楽性の違いからポールとジーンに対立。結局、このアルバムでは1曲もドラムは叩いていないんだよ!そして、このアルバムリリース後に正式にキッスから脱退しちゃったんだよ…(アルバムにはピーターの名前がクレジットされているけど、ピーターはこのアルバムとは一切関わりはないんだよ…)。
(写真):アルバム「UNMASKED」
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