×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【リック・イット・アップ】
アルバム:LICK IT UP
(邦題:地獄の回想」) (15枚目)
リリース:9/23/1983
↓ミュージックビデオ↓
「Lick It Up」はキッス史上とても重要な曲。なぜならメイクを取った最初のシングルだったから。「キッスがメイクを取る!」というのはアルバムの発売前から話題になっていたけど、いざこの曲のミュージックビデオを見たときは結構衝撃的だったよ。ポールの素顔はだいたい想像がついていたけど、ジーンはちょっと・・・。それからヴィニーを見て「なんだ〜、この旭日旗のシャツを着た奴は!?」って感じ!それからこの曲!「なんて単調な曲!シングルリリースするような曲じゃないよな〜」って思ってたけど、実は聴けば聴くほど良い曲に思えてくるから不思議。曲調もギターソロもめちゃくちゃシンプルなんだけど、実は結構かっこいい曲に仕上がっているんだよね!
*ちなみにアルバム名もそのまま「Lick It Up」なんだけど、邦題は「地獄の回想」。もう「地獄の〜」だったら何でもいいのかよ!って感じだよね。
ポール:「実は前作のアルバム『Creatures of the Night(暗黒の神話)』の時にメイクを取りたかったんだ。でもジーンは全く乗り気がなく、逆に怖がっていた。でも勇気を持って思いきった改革をしなければ栄光もついて来ない。時に本当の自分たちを知るためには大胆なことをしないといけない。キッスはすでにその時が来ていた。もしメイク無しのキッスで失敗をするようならもう自分たちはバンドを続ける意味はない、と思っていた。実際にメイクを取ったのはこのアルバムからだったけど、メイクを取るor取らない、という論議は長い間ジーンと行ってきたんだ。だから全ては自然の流れだったのさ。」
ヴィニー:「『Lick It Up』の基本形は僕が作った。ポールに『シングルに向いている最高の曲を作ったよ!』と言ってこの曲を演奏したんだけど、その時はポールはあまり興味を示さなかった。でもあきらめたくなかったのでジーンにこの曲を聴いてもらったんだ。そしたらジーンはこの曲を結構気に入ってくれてね。ジーンが『ポールに聴かせてみたらどうだ?』って言うから『もうポールには聴いてもらったんだけどあんまり気に入ってなかったみたいなんだ』と言って一旦あきらめたんだよ。
1週間後、ポールが『ヴィニー、ニューアルバム用のシングルが必要なんだけど、いいアイデアないかい?』と聞いてきたので、『ポール、いい曲があるんだけど聴いてくれないか?』と言って、1週間前に演奏した事には全く触れずにこの曲をもう一度演奏したんだ。『これは『Lick It Up』というタイトルの曲なんだけどどう思う?』って聞いたら、ポールは『いいねえ!』と大満足さ!その後、二人でポールのニューヨークのアパートで曲を完成させたのさ。同じ曲でもその時の状況や心境によって全く違う印象を持つことがあるよね。この場合はまさにそうで、こうして一度お蔵入りした曲が息を吹き返したんだよ。」
(写真):『Lick It Up』のアルバムカバー
左から…ヴィニー、エリック・カー (1991年死去)、ジーン、ポール

アルバム:LICK IT UP
(邦題:地獄の回想」) (15枚目)
リリース:9/23/1983
↓ミュージックビデオ↓
「Lick It Up」はキッス史上とても重要な曲。なぜならメイクを取った最初のシングルだったから。「キッスがメイクを取る!」というのはアルバムの発売前から話題になっていたけど、いざこの曲のミュージックビデオを見たときは結構衝撃的だったよ。ポールの素顔はだいたい想像がついていたけど、ジーンはちょっと・・・。それからヴィニーを見て「なんだ〜、この旭日旗のシャツを着た奴は!?」って感じ!それからこの曲!「なんて単調な曲!シングルリリースするような曲じゃないよな〜」って思ってたけど、実は聴けば聴くほど良い曲に思えてくるから不思議。曲調もギターソロもめちゃくちゃシンプルなんだけど、実は結構かっこいい曲に仕上がっているんだよね!
*ちなみにアルバム名もそのまま「Lick It Up」なんだけど、邦題は「地獄の回想」。もう「地獄の〜」だったら何でもいいのかよ!って感じだよね。
ポール:「実は前作のアルバム『Creatures of the Night(暗黒の神話)』の時にメイクを取りたかったんだ。でもジーンは全く乗り気がなく、逆に怖がっていた。でも勇気を持って思いきった改革をしなければ栄光もついて来ない。時に本当の自分たちを知るためには大胆なことをしないといけない。キッスはすでにその時が来ていた。もしメイク無しのキッスで失敗をするようならもう自分たちはバンドを続ける意味はない、と思っていた。実際にメイクを取ったのはこのアルバムからだったけど、メイクを取るor取らない、という論議は長い間ジーンと行ってきたんだ。だから全ては自然の流れだったのさ。」
ヴィニー:「『Lick It Up』の基本形は僕が作った。ポールに『シングルに向いている最高の曲を作ったよ!』と言ってこの曲を演奏したんだけど、その時はポールはあまり興味を示さなかった。でもあきらめたくなかったのでジーンにこの曲を聴いてもらったんだ。そしたらジーンはこの曲を結構気に入ってくれてね。ジーンが『ポールに聴かせてみたらどうだ?』って言うから『もうポールには聴いてもらったんだけどあんまり気に入ってなかったみたいなんだ』と言って一旦あきらめたんだよ。
1週間後、ポールが『ヴィニー、ニューアルバム用のシングルが必要なんだけど、いいアイデアないかい?』と聞いてきたので、『ポール、いい曲があるんだけど聴いてくれないか?』と言って、1週間前に演奏した事には全く触れずにこの曲をもう一度演奏したんだ。『これは『Lick It Up』というタイトルの曲なんだけどどう思う?』って聞いたら、ポールは『いいねえ!』と大満足さ!その後、二人でポールのニューヨークのアパートで曲を完成させたのさ。同じ曲でもその時の状況や心境によって全く違う印象を持つことがあるよね。この場合はまさにそうで、こうして一度お蔵入りした曲が息を吹き返したんだよ。」
(写真):『Lick It Up』のアルバムカバー
左から…ヴィニー、エリック・カー (1991年死去)、ジーン、ポール
PR
【2000マン】
アルバム:DYNASTY
(邦題:地獄からの脱出) (10枚目)
リリース:5/23/1979
↓ライブ↓
(曲の最後でエースのギターからロケット弾が放たれるよ!)
キッスの各アルバムではポール/ジーンのボーカルの曲の他に、たまにピーターとエースがボーカルの曲が入ってるよね。エースのボーカルは決して上手とは言えないけど、フワフワと酔っぱらった感じで、それがまたいい雰囲気を醸し出しているよね。「2000マン」は歌詞もメロディーもエースにぴったり。エースのアンセム的な曲だよ!
エース:「これはミック・ジャガーとキース・リチャーズが作ったローリング・ストーンズの曲だ。友人がこの曲をカバーすることを勧めてきたので、試しにギターを弾きながら歌ってみたよ。そしたら宇宙っぽい歌詞とメロディで、まさに俺のキャラクター(スペースマン)にぴったしじゃないか!まるで俺のために書かれた曲だね。」
(プロデューサーの)ヴィニー・ポニカ:「エースがこの曲をカバーしたいと言ってきた。『ダイナスティ』というアルバムはハードロックとポップの間を行ったり来たりしたような内容だったから、エースのシンプルなロックンロールはアルバム全体の中で中立的な立場でうまく収まっているよね。従来のキッスファンも喜んだと思うよ。」
(写真)エース

アルバム:DYNASTY
(邦題:地獄からの脱出) (10枚目)
リリース:5/23/1979
↓ライブ↓
(曲の最後でエースのギターからロケット弾が放たれるよ!)
キッスの各アルバムではポール/ジーンのボーカルの曲の他に、たまにピーターとエースがボーカルの曲が入ってるよね。エースのボーカルは決して上手とは言えないけど、フワフワと酔っぱらった感じで、それがまたいい雰囲気を醸し出しているよね。「2000マン」は歌詞もメロディーもエースにぴったり。エースのアンセム的な曲だよ!
エース:「これはミック・ジャガーとキース・リチャーズが作ったローリング・ストーンズの曲だ。友人がこの曲をカバーすることを勧めてきたので、試しにギターを弾きながら歌ってみたよ。そしたら宇宙っぽい歌詞とメロディで、まさに俺のキャラクター(スペースマン)にぴったしじゃないか!まるで俺のために書かれた曲だね。」
(プロデューサーの)ヴィニー・ポニカ:「エースがこの曲をカバーしたいと言ってきた。『ダイナスティ』というアルバムはハードロックとポップの間を行ったり来たりしたような内容だったから、エースのシンプルなロックンロールはアルバム全体の中で中立的な立場でうまく収まっているよね。従来のキッスファンも喜んだと思うよ。」
(写真)エース
【アイ・ウオント・ユー】
アルバム:ROCK AND ROLL OVER
(邦題:地獄のロックファイアー) (6枚目)
リリース:11/1/1976
↓「アイ・ウオント・ユー」↓
イントロのポールのギターの弾き語りが印象的な「I Want You」。これもキッスのクラシックヒットだよね!
ポール:「この曲はツアーで初めてイギリスに行った際、コンサート会場でサウンドチェックをしている時に作った。その同じステージで以前にビートルズやレッドツエッペリンなど僕のヒーローたち演奏したことがあったので、そこにいるだけで特別な思い入れがあった。感動のあまりにまるで魔法にかけられたような感覚だったよ。そんな心境の中で作ったのが「I Want You」なのさ。」
(写真):サウンドチェック中のピーターとポール

アルバム:ROCK AND ROLL OVER
(邦題:地獄のロックファイアー) (6枚目)
リリース:11/1/1976
↓「アイ・ウオント・ユー」↓
イントロのポールのギターの弾き語りが印象的な「I Want You」。これもキッスのクラシックヒットだよね!
ポール:「この曲はツアーで初めてイギリスに行った際、コンサート会場でサウンドチェックをしている時に作った。その同じステージで以前にビートルズやレッドツエッペリンなど僕のヒーローたち演奏したことがあったので、そこにいるだけで特別な思い入れがあった。感動のあまりにまるで魔法にかけられたような感覚だったよ。そんな心境の中で作ったのが「I Want You」なのさ。」
(写真):サウンドチェック中のピーターとポール