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[ハード・ラック・ウーマン]
アルバム:ROCK AND ROLL OVER
(邦題:地獄のロックファイアー) (6枚目)
リリース:11/1/1976
↓ミュージックビデオ↓
アコースティックなサウンドで大ヒットしたのが、ポールが作り、ピーターが歌う「ハード・ラック・ウーマン」!
実はこの曲、キッスのために作られた曲ではなかったんだよ!
ポール:「この曲はロッド・スチュワートのために書いたんだよ。当時ロッドの『マギーメイ』や『マンドリン・ウインド』が流行っていたので、『こういう曲なら俺にも作れる!』と思って、自分自身にチャレンジしてみたんだ。曲が完成した時も、キッスのやるような曲ではないと思った。でもこの曲を聴いたみんなが『いい曲だから、自分たちでリリースしてもぜったいにヒットする!』って言い出した。それで、『ピーターならロッド・スチュワートのようにハスキーな声をしているから、ピーター用の曲にしよう!』ってことになったんだ。」
ピーター:「この曲については、2度アタマに来たね。1度目は、俺が『この歌気に入ったぜ!』と言ったら、ポールが『これはロッド・スチュワートに歌ってもらうために書いた』っていうんだ!『冗談じゃないぜ、こんないい曲、俺に歌わせてくれよ!』って感じだったね。結局プロデューサーのエディ・クレイマーがポールを説得して、俺が歌うことになったよ。ところが、ここで2度目アタマに来ることになった。なんとエディとポールが、『もっとロッド・スチュワートのように歌ってくれ!』って言うんだ!『冗談もいいかげんにしてくれ!俺はロッドではなくピーターだぜ!俺のやり方で歌わせてくれ!』って大反論したね。結局俺の歌い方で通したけどね!」
1976年、「Hard Luck Woman」と歌うピーター(オハイオ州クリーブランドにて)。

アルバム:ROCK AND ROLL OVER
(邦題:地獄のロックファイアー) (6枚目)
リリース:11/1/1976
↓ミュージックビデオ↓
アコースティックなサウンドで大ヒットしたのが、ポールが作り、ピーターが歌う「ハード・ラック・ウーマン」!
実はこの曲、キッスのために作られた曲ではなかったんだよ!
ポール:「この曲はロッド・スチュワートのために書いたんだよ。当時ロッドの『マギーメイ』や『マンドリン・ウインド』が流行っていたので、『こういう曲なら俺にも作れる!』と思って、自分自身にチャレンジしてみたんだ。曲が完成した時も、キッスのやるような曲ではないと思った。でもこの曲を聴いたみんなが『いい曲だから、自分たちでリリースしてもぜったいにヒットする!』って言い出した。それで、『ピーターならロッド・スチュワートのようにハスキーな声をしているから、ピーター用の曲にしよう!』ってことになったんだ。」
ピーター:「この曲については、2度アタマに来たね。1度目は、俺が『この歌気に入ったぜ!』と言ったら、ポールが『これはロッド・スチュワートに歌ってもらうために書いた』っていうんだ!『冗談じゃないぜ、こんないい曲、俺に歌わせてくれよ!』って感じだったね。結局プロデューサーのエディ・クレイマーがポールを説得して、俺が歌うことになったよ。ところが、ここで2度目アタマに来ることになった。なんとエディとポールが、『もっとロッド・スチュワートのように歌ってくれ!』って言うんだ!『冗談もいいかげんにしてくれ!俺はロッドではなくピーターだぜ!俺のやり方で歌わせてくれ!』って大反論したね。結局俺の歌い方で通したけどね!」
1976年、「Hard Luck Woman」と歌うピーター(オハイオ州クリーブランドにて)。
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[ブラック・ダイアモンド]
アルバム:KISS
(邦題:地獄の使者) (デビューアルバム)
リリース:2/8/1974
↓ライブ↓
記念すべくデビューアルバムの最後に収められている曲が「ブラック・ダイアモンド」。ピーターがリードボーカルで、コンサートでも毎回必ず最後の方で演奏するキッスのクラシックヒット!
ちなみに「ブラック・ダイアモンド」とは「黒い肌の宝石」、つまり「美しい肌をした黒人の売春婦」のことなんだよ。
ポール:「この曲はニューヨークについての歌だ。当時僕らはニューヨークに出てきたばかりで、ニューヨークの街に魅了されていた。あの頃は街角でよく売春婦を見かけたので、そこからこの曲のアイデアが膨らんでいった。僕が作った曲だけど、僕はイントロ部分だけをギターの弾き語りで歌うだけで、メインのリードボーカルはピーターだ。その理由はこのアルバム用にピーターがリードボーカルをとれる曲が必要だったから。そして何よりもピーターがこの歌を気に入ってくれたからね。ビートルズだってジョンが作った曲を(ドラマーの)リンゴが歌ったりしていたから、僕の曲をピーターが歌うことも粋なアイデアだと思ったんだよ!」
1974年デビュー当時の写真。エース以外のメンバーのメイクが今とちょっと違う…。

1975年以降は以下のメイク!
アルバム:KISS
(邦題:地獄の使者) (デビューアルバム)
リリース:2/8/1974
↓ライブ↓
記念すべくデビューアルバムの最後に収められている曲が「ブラック・ダイアモンド」。ピーターがリードボーカルで、コンサートでも毎回必ず最後の方で演奏するキッスのクラシックヒット!
ちなみに「ブラック・ダイアモンド」とは「黒い肌の宝石」、つまり「美しい肌をした黒人の売春婦」のことなんだよ。
ポール:「この曲はニューヨークについての歌だ。当時僕らはニューヨークに出てきたばかりで、ニューヨークの街に魅了されていた。あの頃は街角でよく売春婦を見かけたので、そこからこの曲のアイデアが膨らんでいった。僕が作った曲だけど、僕はイントロ部分だけをギターの弾き語りで歌うだけで、メインのリードボーカルはピーターだ。その理由はこのアルバム用にピーターがリードボーカルをとれる曲が必要だったから。そして何よりもピーターがこの歌を気に入ってくれたからね。ビートルズだってジョンが作った曲を(ドラマーの)リンゴが歌ったりしていたから、僕の曲をピーターが歌うことも粋なアイデアだと思ったんだよ!」
1974年デビュー当時の写真。エース以外のメンバーのメイクが今とちょっと違う…。
1975年以降は以下のメイク!
[ロックンロール・オールナイト]
アルバム:DRESSED TO KILL
(邦題:地獄の接吻) (3枚目)
リリース:3/19/75
↓ライブ↓
キッスの曲の中で最も有名な曲ーロックンロール・オールナイト。この曲はキッスのメンバーがツアーでロサンゼルスのコンチネンタル・ハイアット・ハウス・ホテルに滞在している時に作られた。ことの発端はカサブランカ・レコード社社長のニール・ボガードがメンバーに「君たちにはアンセム(祝歌/賛歌)が必要だ!」と言ったことから始まった!
ポール:「俺がサビの部分『Oh! I Wanna Rock and Roll All Nite …』を作って、ジーンが残りの部分を作った。サビの部分のコーラスのために、友だち、ガールフレンド、兄弟姉妹…知人たちみんなをスタジオに呼んだよ。他にエンジニア、プロデューサー、ローディ…などなど、全員でサビの部分を歌って録音したら、最高に気分の良い曲に仕上がったね。この曲は俺たち4人だけではなく、大勢のファンたちと一体になって楽しむ曲なんだ。この歌は最初はシングルで売り出されたけど、全く売れなかったよ…。でも次のアルバム (9/10/75発売のライブアルバム『ALIVE!』)のライブ版が出たとたん、大ヒットしたんだ!」
ジーン:「そもそも俺もポールも『アンセム』の意味がわからなかった。そしたら(プロデューサーの)ニールが『君たちのフィロソフィーについての曲だよ』って言うんだ。それを聞いて俺はピーン!と来たね。当初俺がこの曲を書いたときは『Drive Me Wild』というタイトルだった。でもサビの部分が出来ていなかったんだ。そしたらポールが、『これを聴いてくれ!Oh! I Wanna Rock and Roll All Nite …』って歌い出したんだ。俺は感動したよ!主語が『We』じゃなくて『I』っていうのが気に入ったね。そこが俺たちとクイーンの違うところさ。クイーンはいつも主語が『We』なんだよ。『We Will Rock You』とか『We Are the Chanmpions』とかね。でもキッスはいつも『I』にこだわるんだ。『We』よりも『I』の方が力強いメッセージを送ることができる。で、俺が作った『Drive Me Wild』にポールのコーラス『I Wanna Rock and Roll All Nite …』を足したら、名曲の出来上がりさ!」
エース:「この曲を録音した時から『必ず俺たちのアンセムになる!』って確信したね。いい曲じゃないか!俺たちの全てを象徴してるしね。それに演奏も簡単だ。俺が1番好きなところは、『この曲を演奏するってことは、コンサートの最後』ってこと。コンサートも終わりに近いぜ!」
ちなみにこのアルバム「DRESSED TO KILL」に収められているバージョンは、な、な、なんと、ギターソロがないのだ!
尺もたった2分45秒で、かなりシンプルな作り。
やっぱりこの曲の見どころはエースの炎を吹くギターソロだよね!
みんなもライブで見よう!
Rock And Roll All Nite演奏中に炎を吹くエースのギターソロ

アルバム:DRESSED TO KILL
(邦題:地獄の接吻) (3枚目)
リリース:3/19/75
↓ライブ↓
キッスの曲の中で最も有名な曲ーロックンロール・オールナイト。この曲はキッスのメンバーがツアーでロサンゼルスのコンチネンタル・ハイアット・ハウス・ホテルに滞在している時に作られた。ことの発端はカサブランカ・レコード社社長のニール・ボガードがメンバーに「君たちにはアンセム(祝歌/賛歌)が必要だ!」と言ったことから始まった!
ポール:「俺がサビの部分『Oh! I Wanna Rock and Roll All Nite …』を作って、ジーンが残りの部分を作った。サビの部分のコーラスのために、友だち、ガールフレンド、兄弟姉妹…知人たちみんなをスタジオに呼んだよ。他にエンジニア、プロデューサー、ローディ…などなど、全員でサビの部分を歌って録音したら、最高に気分の良い曲に仕上がったね。この曲は俺たち4人だけではなく、大勢のファンたちと一体になって楽しむ曲なんだ。この歌は最初はシングルで売り出されたけど、全く売れなかったよ…。でも次のアルバム (9/10/75発売のライブアルバム『ALIVE!』)のライブ版が出たとたん、大ヒットしたんだ!」
ジーン:「そもそも俺もポールも『アンセム』の意味がわからなかった。そしたら(プロデューサーの)ニールが『君たちのフィロソフィーについての曲だよ』って言うんだ。それを聞いて俺はピーン!と来たね。当初俺がこの曲を書いたときは『Drive Me Wild』というタイトルだった。でもサビの部分が出来ていなかったんだ。そしたらポールが、『これを聴いてくれ!Oh! I Wanna Rock and Roll All Nite …』って歌い出したんだ。俺は感動したよ!主語が『We』じゃなくて『I』っていうのが気に入ったね。そこが俺たちとクイーンの違うところさ。クイーンはいつも主語が『We』なんだよ。『We Will Rock You』とか『We Are the Chanmpions』とかね。でもキッスはいつも『I』にこだわるんだ。『We』よりも『I』の方が力強いメッセージを送ることができる。で、俺が作った『Drive Me Wild』にポールのコーラス『I Wanna Rock and Roll All Nite …』を足したら、名曲の出来上がりさ!」
エース:「この曲を録音した時から『必ず俺たちのアンセムになる!』って確信したね。いい曲じゃないか!俺たちの全てを象徴してるしね。それに演奏も簡単だ。俺が1番好きなところは、『この曲を演奏するってことは、コンサートの最後』ってこと。コンサートも終わりに近いぜ!」
ちなみにこのアルバム「DRESSED TO KILL」に収められているバージョンは、な、な、なんと、ギターソロがないのだ!
尺もたった2分45秒で、かなりシンプルな作り。
やっぱりこの曲の見どころはエースの炎を吹くギターソロだよね!
みんなもライブで見よう!
Rock And Roll All Nite演奏中に炎を吹くエースのギターソロ